ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
白癬菌というカビが、皮膚表面に寄生して起こる感染症を「水虫」といいますね。
白癬菌は高温多湿の環境下で繁殖しやすく、かつては水田での農作業後に足にかゆみ等の症状が現れたことから水の中で虫に刺されたことが原因ではないかと考えられ、「水虫」と呼ばれるようになったのだそうです。
今回は、「水虫」の外国語での表現について調べてみました。
水虫は「足のきのこ」?
以下の3つの言語における「水虫」は、いずれも同じ意味の2単語を組み合わせて成り立っています。
ドイツ語 Fußpilz [フースピルツ] = Fuß「足」+ Pilz「きのこ」
スウェーデン語 fotsvamp [フォートスヴァンプ] = fot「足」+ svamp「きのこ」
フィンランド語 jalkasieni [ヤルカシエニ] = jalka「足」+ sieni「きのこ」
直訳の「足のきのこ」からは、足に生えるきのこが思い浮かんでしまいますが、この場合は「きのこ」というより「真菌」という意味で捉えたほうが良いでしょう。
要するに、白癬菌が感染した状態を指しているというわけでした。
ちなみに、スウェーデン語svampとフィンランド語sieniは「きのこ」の他に「スポンジ」という意味もあります。
これは柔らかくスカスカで吸水力のある「スポンジ」を、「きのこ」と紐づけたからだそうです。
水虫は「アスリートの足」?
他に「水虫」を以下のように表現する言語もあります。
英語 athlete's foot [アスリーツ・フット]
フランス語 pied d'athlète [ピエ・ダトレト]
イタリア語 piede d'atleta [ピエーデ・ダトレータ]
他にスペイン語やポルトガル語でも類似の表現がありますが、フランス語やイタリア語と同様にいずれも英語から借用された表現です。
直訳すれば「アスリート(スポーツ選手)の足」ですが、なぜそのように表現されるのでしょうか。
遡って1930年代、当時の皮膚科医や市販薬の広告により治療法と合わせて普及した表現だそうですが、ジムのロッカールームやシャワー室といった湿気の多い共用エリアで広まりやすい症状として命名されたのだそうです。
最後に
今回は「水虫」を表す外国語について調べてみました。日本語での名称のほか海外での名称も語源を調べてみると興味深い発見がありますね。
今後もこうした発見があれば当ブログで紹介していきたいと思います。
