ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか。
動詞は、目的語を必要とする他動詞と目的語を必要としない自動詞とに大別することができますね。
英語ではhave「~を持つ」、make「~を作る」、buy「~を買う」…などが他動詞で、go「行く」、sleep「寝る」、live「生きる」…などは自動詞です。
これら動詞は対応する日本語の意味からもイメージしやすいですね。
他動詞と自動詞の両方で使える単語
一方で、英語では同じ動詞が他動詞・自動詞の両方で使えることも多くあります。
例えば、openは他動詞として「~を開ける」と自動詞として「開く」の両方で使えます。
他にもstop「~を止める」と「止まる」や、move「~を動かす」と「動く」のような動詞が挙げられます。
これらは対応する日本語では語尾の違いで他動詞と自動詞が区別されています。
また、他動詞と自動詞では異なる用法の英語もあります。
例えばrunは一般的に自動詞で「走る」という意味ですが、他動詞でも「~を経営する」という意味で用いられます。
waitは他動詞か自動詞か?
ところで、注意したいのは日本語では他動詞のイメージがある英語です。
例えばlookやlistenはどちらも自動詞です。
日本語訳の「~を見る」と「~を聞く」のイメージから他動詞と捉えないようご注意を。
どちらも自動詞のため目的語を置く際には前置詞を必要とします。
Look at the picture. 「写真を見て」
Listen to me. 「私の話を聞いて」
同様にwaitも一般的な日本語訳「~を待つ」から他動詞と考えたくなりますが、やはり自動詞の単語です。
では「~を待つ」と目的語を伴って言いたい場合、英語ではどう表現すればよいでしょう。
前置詞forを使うんですね。
Waiting for approval. 「承認を待っている(=承認待ち)」
先ほどのlookやlistenも含めて、こうした動詞は前置詞もセットで覚えておく必要がありますね。
look at「~を見る」、listen
to「~を聞く」、wait for「~を待つ」
wait for a table / wait on tablesの意味とは?
では、wait forを用いた次の文はどんな意味でしょうか。
Wait for a table.
直訳の「テーブルを待つ」から連想できるかもしれませんが、混雑した飲食店等に於いて「席が空くのを待つ」という意味でした。
では続いて、この文はどんな意味でしょう。
Wait on tables.
前置詞がforではなくonが用いられています。直訳すると「テーブルの上で待つ」?
何とも行儀の悪い表現ですね。しかもtablesと複数形なので、2つ(以上)のテーブルに乗って待つイメージでしょうか?
実はwait on tablesとは、「(テーブルのそばで)給仕をする」という意味で使われる表現です。
前置詞onは「~の上に」ではなく接触のイメージですね。英語waiterが日本語のウェイターとして取り入れられていることからも分かる通り、waitには「給仕する」という意味もあるのです。
なおwaitはかつて中英語の時代(概ね1100~1500年頃)、「監視する、待ち伏せる」という意味で使われていたようです。ゲルマン祖語に由来する語ですが、同源の語にはオランダ語のwacht「監視」やドイツ語の動詞wachten「監視する、守る」があります。
これが中英語後半の14世紀終わり頃から現代に通じる「待つ」という一般的な意味で用いられはじめ、16世紀には「給仕する」という意味で使われ出したのだそうです。
最後に
今回は動詞waitについて調べてみました。「~を待つ」という意味のwait forに対して、「給仕する」という意味のwait onはTOEICでも登場する表現ですので、ぜひ押さえておきたいですね。
