ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
多くの方が子供のころに画用紙に絵を描くのに用いたであろクレヨンですが、何からできているかご存じですか。
私は知らなかったのですが、改めて調べてみると主に顔料とワックスを配合して作られているのだそうです。
今回は「クレヨン」という語について調べてみたいと思います。
クレヨンは、フランス語crayonから
「クレヨン」という語は、フランス語のcrayonからの借用です。ところがフランス語では単にcrayonだと別の意味で用いられます。
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一体どんな意味かというと、「鉛筆(英:pencil)」です。
Passe-moi un crayon.
この例は「crayonを貸してほしい」という文ですが、この場合に渡されるのは鉛筆になってしまいます。
では「クレヨン」はどう表現するかといえば、crayon de cireです。cireとは「ワックス」のことで、すなわち直訳で「ワックスでできた鉛筆」となります。
crayonの語源とは?
フランス語crayonは、craieに接尾辞-onが付いた形に由来します。
craieとは「白墨、チョーク」のことです。また、この場合の接尾辞-onは対象に「小さい」という意味を与える、いわゆる指小辞であり、すなわちcrayonとは「小さな白墨」が原義ということになります。
このcraieは起源不詳で、そのルーツには様々な説が考えられてきました。
かつては、ギリシャにあるCreta「クレタ島」との関係が示唆されたこともありました。ラテン語terra Creta「クレタ島の土」からクレヨンができたためではないかという説です。
また、cretus「ふるいにかけられた」の女性形cretaから、terra creta「ふるいにかけられた土」が由来ではないかという説もあります。
しかし、これらはいずれも信ぴょう性が低くその起源は依然として不詳ですが、恐らくケルト語か他の基層言語から借用された語では無いかといわれています。
いずれにせよ、craieの直接的なルーツであるラテン語cretaは「白墨」とか「粘土」という意味だと考えられています。
ラテン語cretaと英語clayの関係とは?
フランス語craieのルーツとなったラテン語cretaは「白墨」、「粘土」という意味でした。
一方「粘土」は英語でclayと言います。ラテン語・フランス語のcr-で始まる綴りに対し、英語ではcl-の綴りですが、関連性はあるのでしょうか。
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英語clayの方は、直接的にはゲルマン祖語の*klaijazから派生した語のようで、ラテン語cretaやフランス語craieとの関係性は無いと思われます。
clayの語源は、一説では「ぬめり」や「糊」を意味した印欧祖語の語根が究極的なルーツだと推定されています。
最後に
今回は、クレヨンについて調べてみました。元となったフランス語における意味や、その語源など興味深い発見がありました。
今後もこうした発見があれば、当ブログで紹介していきたいと思います。
