ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
フランス語で"je suis…" [ジュ スュイ]は、英語の"I am…"に相当する基本表現ですね。
後ろにun étudiant「学生(男性形)」またはune étudiante「学生(女性形)」のように名詞を続ければ以下表現できます。
Je suis un étudiant / une étudiante. 「私は学生です」
またfatigué / fatiguée「疲れている(男性形 / 女性形)」という形容詞を続けて、
Je suis fatigue / fatiguée. 「私は疲れています」
と言うこともできますね。
ちなみに「私は空腹です」と言いたいとき、英語ではI am hungry.ですが、フランス語ではje suis…は使いません。
I have…に相当する、j’ai…を使います。
J’ai faim. 「私は空腹です」
フランス語でJe suis une quiche.とは?
このように、je suis…は自身の状態や状況などを伝えることができる重要表現です。
他にも、こんな表現があります。
Je suis une quiche.
quicheとは、フランス発祥の料理「キッシュ」のことです。
ベーコンやほうれん草などの具材が入ったパイで、日本でも人気のカフェメニューの1つになっています。
では、Je suis une quiche. 「私はキッシュです」とは、どんな表現なのでしょうか。
・・・
お店で「私はキッシュを注文します」という意味では、もちろんありません。
正解は、「私は不器用です」のように下手、苦手なことを表す口語です。
例えば、Je suis une quiche en conduite.は「運転中、私はキッシュである」、つまり「私は(車の)運転が全然ダメだ」ということになります。
なぜ「キッシュ」が「不器用、苦手」という意味に?
なぜ「キッシュ」が不器用、苦手を意味する単語になったのでしょうか。
一説には、tarteやcrucheといった他のフランス語の表現からの影響と考えられています。
tarteはご存じ「タルト」のことでフランス発祥のスイーツを指しますが、口語では「間抜けな」という意味があります。
これはイタリア語から借用したtardo「重い、鈍い」の影響により、綴りの似たtarteもネガティブなイメージが付いてしまったようです。
crucheの方は本来「水差し」という意味ですが、やはり「馬鹿」というネガティブな意味があります。これは空の水差しのイメージから空っぽな頭を揶揄したことに由来するようです。
日常的に目にする食事や物を指す言葉は誰にとっても分かりやすく、キッシュはほろほろと崩れやすいというイメージから「不器用、苦手」というネガティブな意味で使われるようになったのだと思われます。
以上参照元:
www.caminteresse.fr/culture/decouvrez-la-veritable-origine-de-lexpression-etre-une-quiche-142415/
www.guichetdusavoir.org/question/voir/135489
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は、Je suis une quiche.というフランス語の口語表現について調べてみました。
今後も興味深い表現があれば、当ブログで紹介していきたいと思います。
