ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
外国語学習は日々の地道な取り組みが大切ですね。とはいえ文法事項に頭を悩ませたり、語彙が覚えられなかったり、他にも忙しかったりと継続には苦労も伴います。
するとついつい、「もうやめようかな」という考えが頭をよぎるものです。
でも諦めるのも勿体ない。せっかくですので、投げ出す前にいろんな言語で「諦める」という意味で使われるイディオムに触れてみましょう。
諦めるときに投げる「モノ」とは?
諦めることを、比喩で「○○を投げる」と表現することがあります。興味深いことに、「○○」に当たるモノは言語によってバリエーションが存在します。
早速ひとつずつ見ていきましょう。
1.日本語の場合
日本語で「諦める」という意味の慣用句と言えば、
「匙を投げる」
匙(さじ)とはいわゆるスプーンのことですが、この場合は薬匙(やくさじ)を指します。
いわく、医者が薬を調合するための匙を投げ出す、つまり治療を諦めるという故事に由来する慣用句です。
2.英語の場合
英語で「諦める」という意味の慣用句は、
throw in the towel(タオルを投げ入れる)
これはボクシングのセコンドが、選手の敗北を認めてリングにタオルを投げ入れることに由来する慣用句です。
なお、敗北の意思表示としてタオルを投げ入れることは世界的に廃止の傾向にあるそうで、日本でも2019年以降は廃止されているのだそうです。
3.フランス語の場合
フランス語で「諦める」という意味の慣用句は、
jeter l'éponge [ジュテ レポンジュ](スポンジを投げる)
jeterが「投げる」、épongeが「スポンジ」という意味です(l'は定冠詞laの縮約形)。
この慣用句も、英語と同様にボクシングに於ける敗北の意思表示に由来します。
フランス語圏のボクシングはタオルではなくスポンジを投げるのかというと、そういう訳では無くépongeには「タオル地」という意味もあるのです。
やはり英語と同様、セコンドがタオルを投げることに由来しています。
4.チェコ語の場合
チェコ語で「諦める」という意味の慣用句は、
hodit flintu do žita [ホヂト フリントゥ ド ジタ](ライフル銃をライ麦畑に投げる)
順にhodit「投げる」、flintu「ライフル銃を」、do žita「ライ麦畑に」という意味の語から成っています。
兵士が武器を畑に投げ捨てて戦いを辞める、つまり降参、戦闘の放棄を指す、軍事的背景に由来するチェコ語の慣用句です。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は「諦める」という意味で使われる各国語の慣用句を紹介しました。
この記事で、外国語学習を「諦める」のではなく継続しようという気持ちになって頂けたら嬉しい限りです。

