皆様、今日も楽しんで語学してますか?
日暮れの時間がだんだん早くなってきました。近所の公園で遊ぶ子供たちも帰宅する時間が早くなっているように感じます。
自分は子供のころ、親から何時までには帰宅することと常々言われていました。いわゆる「門限」ですね。
今回は「門限」を意味する外国語について調べてみました。
英語curfew「門限」の語源とは?
「門限」を英語ではcurfew [カーフュー]と表現します。
この単語は、語源を遡るとかつての人々の生活習慣を垣間見ることができます。
from Anglo-French coeverfu (late 13c.), from Old French cuevrefeu, literally "cover fire" (Modern French couvre-feu), from cuevre, imperative of covrir "to cover" + feu "fire".
対訳:アングロ・フランス語coeverfu(13世紀後半)、古フランス語cuevrefeuから、原義は「火を覆う」(現代フランス語couvre-feu)で、covrir「覆う」の命令形cuevre + feu「火」から成る。
(出典:Online etymology dictionary)
もともとは、火を覆い消す時の合図として「夕方の決まった時刻に鳴らされる合図」という意味で使われていたそうです。
中世、まだ灯りが無い時代には夜間の光源は火だったわけですが就寝時にはそれを消すことになっていました。
The medieval practice of ringing a bell (usually at 8 or 9 p.m.) as an order to bank the hearths and prepare for sleep was to prevent conflagrations from untended fires.
対訳:中世において、(通常は午後8時か9時に)鐘を鳴らして暖炉の火を覆って消し、就寝の準備をするよう促す習慣があったのは、不始末による大火災を防ぐためでした。
(出典:Online etymology dictionary)
このように、元は午後8から9時くらいの寝る前の合図であったcurfewが現在の「門限」のルーツだったのですね。
なお「門限」の意味の他、「夜間外出禁止令」のように一定の条件下での行動制限という意味でも用いられます。
最後に
今回は「門限」を意味するcurfewについて調べてみました。
そのルーツには、かつての人々の習慣が隠されていたのですね。
ちなみに似たような表現にオランダ語avondklokがあります。
これはオランダ語でavond「晩、夕方」+ klok「時計、鐘」から成る語であり、やはり夕方に鳴らされる合図が原義です。
今後も興味深い発見があれば当ブログで紹介していきたいと思います。
