ハロー。Yumaです。
皆様、今日も楽しんで語学してますか?
我々の生活には不可欠な「トイレ」ですが、日本製は快適さや衛生面において世界でもトップレベルの品質を誇るのではないでしょうか。
歴史を紐解いてみると、日本では7世紀には既に水洗トイレが実用化されていたそうです。当時の都、藤原京にあったそれは川の水を引いて排泄物を流していたそうです。
今回はそんな「トイレ」に関する外国語について調べてみました。
そもそもtoilet「トイレ」とは?
「トイレ」という語は英語toilet [トイレット]からの借用です。
しかしその英語も、ルーツを遡るとフランス語からもたらされた単語であることが分かります。
現代フランス語ではles toilettes [レ・トワレット]。-oi-は[オイ]ではなく[(オ)ワ]のように発音されます。また、トイレの数に関わらず常に複数形なのでご注意を。単数のla
toiletteは「化粧」とか「身だしなみ」という意味になります。
toiletteは、「布、ネット」という意味のtoile+指小辞-etteの組合せで成り立っています。
原義は「小さな布」であり、もとは上流階級の人間が身だしなみを整える際に使う布を指しました。
それがやがて身だしなみのための道具(鏡や櫛など)や身だしなみの行為そのものを指すようになり、更には身だしなみを整える場所に設えられていた洗面台も意味に含まれ最終的には現代のような意味へと広がっていったのでした。
トイレの「貝殻」、「眼鏡」とは?
トイレ本体は便器や便座などのパーツから成っていますが、それぞれ英語では一般的に以下のように表現されます。
便器 toilet bowl
便座 toilet seat
それぞれトイレの器、トイレのシートという分かりやすい表現ですね。
ドイツ語でも同様で、一般的にはToilettenschüssel [トアレッテンシュッセル]「便器」、toilettensitz [トアレッテンジッツ]「便座」と表現されます。
こちらもSchüsselが「器」、Sitzが「シート」という意味ですね。
ただ口語では興味深い表現があります。
便器 Klomuschel [クロームシェル]
便座 Klobrille [クローブリレ]
それぞれ前半のKlo-はKlosett
[クロゼット](英:Water Closetのように)の省略形です。
そして後半のMuschelは「貝」、Brilleは「眼鏡」という意味です。
つまり便器は「トイレの貝」、便座は「トイレの眼鏡」と訳せるわけですが、それぞれ確かにそのように見えるかもしれません。
なおドイツ語以外でもスロベニア語školjka [シュコリカ]「貝殻」が「便器」も意味したり、フランス語lunette [リュネット]「(複数形で)眼鏡」が単数形で「便座」を意味したりと同様の表現が見られます。
最後に
今回は「トイレ」に関する単語について調べてみました。
今後も興味深い発見があれば当ブログで紹介していきたいと思います。
